2017年05月09日

医薬分業をうまく活かして得する方法

病院と薬局が別になる、いわゆる医薬分業ですが、価格が高くなる、病院だけでなく薬局にも行く必要があり、めんどくさくなるだけであるなどのデメリットが多い場合が結構あると思います。

そこで、ざっくりと制度や関連情報を説明しつつ、医薬分業をうまく利用して得する方法をいくつかご紹介したいと思います。

医薬分業とは、病院と薬局をわけようというものです。
理由はいろいろありますが、大きな理由の一つとして、国の予算を圧迫している薬代(薬は通常、多くても個人負担は3割、残りの7割以上は国の負担です。)を減らそうという理由がありました。薬を使いきれないなどで残してしまう残薬が結構多いことがわかり、それを減らそうとした、というところです。これで、薬がかなり減れば国の予算は削減できるわけです。

投薬の際、医者だけでなく、専門的に薬剤師を再度薬をチェックできる、という理由が、国民に対してメリットとして説明されることもあります。まぁ、このあたりは実態としてはほぼ変わらないと思われます。

じゃあ何が変わったかというと、病院代+薬代が以前より値上げになっています。もろもろの料金が加算されており、病院や薬局の儲けが増え、個人負担が増えています。実質的にはこれが大きいと思われます。
スポンサードリンク




では、これに対して、これからはどのように対処していけばよいか、ということに関して、あまり説明している人がいないので書こうかなと思います。

1 残薬が多い場合は処方せんどおりに薬をもらわなくてもよい
まぁ、医者にいうのがほんとは早いですし、別におおっぴらにおすすめできるわけでもないのですが、もともと残薬を減らすためにこの制度ができている以上、考えられる当然の話かと思います。
薬を長期間飲んでいれば、忘れることもありますし、他の病気のために飲めないこともあります。そうしていくうちに、薬がたまってくる場合があります。
風邪をひいて医者に行ったけれども、処方されたのと同じ、前の風邪薬が残っていたりする場合もあります。(注:いちおう薬も消費期限ありますからね。)
そうした場合に処方箋通り毎回薬をもらわなければならない、というわけでもありません。
まぁ、医者にいって投薬を減らしてもらう場合もあると思いますし、その方が簡単でいいと思いますが、言いにくい場合などもあるでしょう。無理やり薬をもらわなくてよいのは医薬分業のメリットなのです。

2 どこで薬をもらってもよい
遠くの病院にいって、大分待って、診察を受けて、病院の隣の薬局でもならんで待って、薬をもらって、また帰ってくると下手をすると一日仕事です。
その場合、例えば、病院は遠くに行かざるをえなくても、薬だけ近くの薬局でもらうことも可能です。
近くの薬局ならばスムーズに受け取ることが可能な場所もあるでしょう。

ただし、どの薬局にもすべての薬があるわけではなくて、ない薬もあるんです。例えば、子供用の液体の薬などは配合が決まっていて、処方箋通りの配合でなければだせないといわれてしまい、結局となりの病院と連携している薬局でなければなかったりします。また、特殊な薬やその地域で流行っている病気の薬など在庫にも違いがあるので、どの薬局でもいいとも限りません。
ですので、こういうことをする場合は、あらかじめ電話して聞いてみて、薬を頼んでおき、立ち寄ったらすぐにもらえるような形にしておくのが確実です。FAXでやっているところもあるようです。時間の節約になります。
地域によっては、こういう薬局の使い方をしているところも多いようですので、遠くの病院にいかれている方は検討してみてはいかがでしょうか。
スポンサードリンク




3 実はジェネリック医薬品の値段はバラバラである
最近はやりのジェネリック医薬品ですが、実は、ジェネリック医薬品の中でも価格が違うというのをご存知でしょうか。例えば、オリジナルのAという商品には、B、C、Dというジェネリック医薬品があります。
A100円、B70円、C60円、D50円だったりします。成分は大きくは変わりません。

○○薬局には、AとBとDが置いてあり、◆◆薬局には、AとCがおいてあります。
◆◆薬局にいくと、ジェネリック医薬品を進められ、60円払います。
しかし実は、○○薬局にいけば、Dを買えるため、50円で済むのです。
ただし、Dが在庫ぎれしている場合には、Bをすすめられます。その場合は70円かかるのです。

こんな感じで、ジェネリック医薬品の間でも価格差が実はあるのですが、そこまで意識している人はほとんどいないでしょう。
一回や二回風邪をひいたくらいならばいいと思いますが、長期にわたる投薬などの場合は、薬代もばかにならないので、検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、どの製品もまったく同じというわけではなく、厳密には違います。特に、ジェネリック医薬品から他のジェネリック医薬品に変える場合などは、よくわかっている医師、薬剤師などに十分相談すべきです。なぜならば、オリジナルとジェネリック医薬品の間では成分はだいたい同等とされていますが、ジェネリック医薬品でも成分の薄い濃いなどがあり、例えば成分が薄いものから濃いものに変えると効き目が変わる可能性があるからです。重い症状などの場合は特におすすめしません。
オリジナルとジェネリックはほぼ同じものであるとされており、何か問題があれば厚生労働省にて調査もしますが、ジェネリック間はなさそうです。
まぁ、正直、同じオリジナルの薬の一粒一粒にも個体差があります。どこまでこだわるかは人によりけりかもしれませんけども。
N811_toridashitajyouzai_TP_V.jpg
これからジェネリック医薬品を新規で検討している場合には、いくつか薬局に電話してみて金額を聞いてみてもよいかもしれませんね。ちなみに、値段は、基本的には後発品であればあるほど安くなる仕組みになっており、粗悪だから安いというわけではありませんが、先発品は実際に事故を起こしていない期間が長いものですから、そういう意味では、金額は高いものの方が安心といえるかもしれず、そのあたりは、金額をとるか、安心をとるかのトレードオフになります。

なかなか多くの人にとってメリットがない医薬分業ですが、少し仕組みを理解すれば、ある程度メリットが享受できることもあります。状況に応じて、以上三点、検討してみたらいかがかなと思います。

長期療養の場合、薬は一気にもらうと安いとか、実はいろいろあります。お困りの方は、そのあたりもあわせて調べてみるとよいかと思います。


↓クリックいただけますと、励みになります。どうぞよろしくお願いします(^^)
このエントリーをはてなブックマークに追加

人気ブログランキングへ
↑今何位でしょうか?
にほんブログ村 ニュースブログ ニュース批評へ
にほんブログ村
↑こちらは今何位でしょうか?


スポンサードリンク




posted by newser at 03:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック