2017年03月25日

森友学園問題 籠池氏答弁の矛盾、真相予測、更なる今後の課題

基本的に、アホらしいので森友学園問題はもう触れないようにしようと思っていたのですが、
籠池氏の発言など、あまりにもつっこみどころが多いです。そのうち、いくつか矛盾を追加し、真相を予測、今後の課題を追加しておきます。
(できればこちらこちらの記事をお先にどうぞ)
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1 籠池氏と首相夫人が二人きりで→ちょっと待て!

首相夫人には、5人の官僚がついています。うち、実質常についているのはおそらく2人の秘書官相当の付(99%キャリア官僚でしょう)、省庁その他との調整、スケジュール調整などが3人でしょう。
この体制は普通の省の副大臣以上くらいの重厚な体制です。そして、公務の間は、常に誰かしらがついているわけです。とはいっても、付の人も、トイレとかもいきたくなるので、何があっても常に見張っていられるように、二人もついているわけです。その付を、わざわざ人払いして、と言っていますが、良識者としては、人払いをすること自体ありえないです。付も、よほどのことが無い限り、それは困るといって断ります。何かないように、常についているのが仕事であり、とても大きな責任問題になりますから。
仮に、首相夫人が殺されたらどうなりますか。関係者として、名前が挙がっている谷査恵子(たに さえこ)氏ですが、1998年入省で経産省のキャリアとすると、おそらく課長級、しかもかなり有能でないと、そのポストにはいけません。そういう人がホイホイと人払いされるでしょうか。たとえ、首相夫人から言われてもそんなに簡単に人払いされませんよw

可能性としては、二つ、昭恵夫人がよほどおかしなこと=人払いをしたか(しかも、今回だけでなく、こういうことがよくあり、付が複数人いても常にハンドリングできていなかった可能性がありえます)、籠池氏が嘘をついているかのどちらかと思います。

まぁ、仮に100万円を渡すことについて、こっそりとしておきたいのであれば、付=今回であれば公務員がついていない、プライベートのときに行うでしょう。ただ、今回の場合、仮に100万円を渡しても、法律的には問題ない、とすると、こっそりをする意味もわからず。

また、安部首相から、と安部首相夫人が言った、といっていますが、これが安部首相夫人または籠池氏の嘘である可能性もかなりあります。
だいたい、安部首相からです、安部首相夫人がいったからといって、郵便局の口座に安部晋三、と書くこと自体普通じゃないと思いませんか?振り込んでいるのは振り込んでいる人ですからね。そんなの、必要があれば、内部の会計のところに記帳しておけばよい話で。それを他の人に意図的に見せるために作ったと考える方が自然な気がします。


2 谷査恵子氏が籠池氏に送ったFAXについて、公開されていましたが、前提として、
それ以外にも、首相夫人のところには、おそらくいつも多数の問い合わせが来ています。その中には陳情や、よくわからんやつの問い合わせも多くあります。それらについて、無視すると、変な噂が広がるため、よくわからない人にも、ある程度きちんとした形で回答しなければなりません。それらについて、安部首相夫人がいちいち自分でメールをうつなんてことはまったくありえなくて、付などがてわけしてうつことになるでしょう。しかも、個別案件について、お断りします、とか知りません、とか書くと角が立つので、今回は協力できません、とか、首相夫人には報告しております、とか、引き続き見守っておきます(なにか変なことがあっても怖いので)、となります。
こうしたことを考えると、公開されているFAXを見る限り、谷氏の対応はきわめて常識的なものと思われます。


3 真相としては、こんなところかなと思います。

籠池氏は、政治家に複数働きかけを行った→働きかけはあったものの、政治家は動かなかったが問い合わせはした。→官僚たちは、政治家の問い合わせが多数ある案件であり、首相夫人が理事長、国家戦略特区としてそれだけで特別な案件、すなわち、やばそうな案件だと認識。同時に首相直轄の国家戦略特区になったため、財務局なども積極的に動向を注視(教育関連は森友学園と加計学園だけみたいですね)。→
なるべくなら通したほうがよいのでは?と判断し、忖度(たぶん官僚(財務省、財務局、大阪府)の中にもキーマンが1人〜複数いる。キーマンが違法かどうかは要検証)。→どんどん物事が進む→籠池氏は、ものごとがどんどん進むので、政治家誰かしらの働きかけがあったのではないか?と理解

プラスして、籠池氏は、政治家(与野党、国、地方問わず)や官僚、委員などに働きかけをした。その際、金を受け取った人がいるかもしれない(いないかもしれない)。

まぁ、口利きという言葉の定義もあいまいなもので、
籠池氏・・・政治家に話をした→政治家の秘書が役所にといあわせ→口利き成立
普通の政治家・・・政治家に話をした→政治家の秘書が役所に問いあわせ(印象を悪くしないために仕方なく)→口利きはしていない、ということかと思います。

一般的には、普通の政治家の認識であっていると思いますが、官僚側として問い合わせがあるものとないものを、まったく同じに扱うとも思えず、問い合わせがあるものを慎重に扱うでしょう。その案件をダメにする際にも、相当の理由が必要となりますし、官僚的には、政治家が気にしている案件をダメにするという観点から、政治家を敵に回すリスクを伴います。
明確に口利きをしていなくても、なんとなく忖度をするのは、これらの事情もあります。
これらについては、政治家が官僚に問い合わせをすることは、取引先に電話するようなものであり、ここまで禁止するのは無理であり、制限するのも難しく、今後もおこりうる問題かと思います。
籠池氏は奈良県庁出身であり、このあたりの事情がある程度わかっているものと思います。
たた、今回の案件については、単なる政治家の問い合わせというよりも、国家戦略特区であることのほうが関係ありそうな気がします。詳しくは後述します。

4 証人喚問を踏まえて、今後の問題点を追記すると、
@前にかいたことの追記になりますが、土地売買にあたり、値引きする場合、値引きの用件(今回の場合ごみを取り除くこと)が確実に履行されたことに関するチェック体制について、抜けがあるのではないか。(抜けがあるならば、そもそも財務局が自分でごみを処理して売りに出さなきゃだめでしょう)

A稲田君の夫が、籠池氏と財務局の協議に立ち会った、とされていますが、これは大臣の夫として、軽率だと思います。特に、何も経緯を知らない案件に、出席することが問題で、関係ないならば出席すべきでないものです。みんな、稲田防衛大臣の夫だということがわかっているとすると、それこそ大臣の夫の威をかって、籠池氏が財務局に圧力をかけているわけです。配偶者の威を借りる構造が、安部首相夫人のときと同じです。配偶者の威が狙われているわけです。

一般に、配偶者は別人であり、関係ないといいますが、政治家の所得の算定などにおいても所得の逃避先としてよく使われるなど、実態としては関係ないとは言い切れません。夫や妻が政治家だ、大臣だ、となればまったく普通の人ではとおらないわけです。
普通の人の感覚を売りにするのは別に構わないと思うのですが、ぜんぜん普通の人ではないので、配偶者の方にはそのあたりの最低限の認識は持ってほしいと思います。(アッキーはこのへんいまだにわかっていないようです。。。)まあ、このあたりがクローズアップできるほど長期政権が築けていることは、政策の良し悪しを別として、対外的などには望ましいことではあります。長らく短命政権が続いてきた日本の新たな課題かと思います。

まずは政治家の配偶者の資産、給与など毎年公開なんてどうですかね。まぁ政治家大反対でしょうけれども笑

B今回、森友学園問題は、国家戦略特区という枠組みの中で起こっています。これは、安部首相の三本の矢の最後の矢として大々的に行われています。これら特区をじっとみてみると、この政策の特徴は次のとおりです。

a 今までの構造改革特区と違い、ボトムアップでなく、トップダウンで決まっている
b 特区という性質上、ほかの地域よりも得な条件で事業をおこなえたり、規制が緩和されたりしている(他の競争事業者よりも有利である)。

これらが悪いとは思いませんが、政治家の利権が直結しやすい構造となっています。
ざっと確認した限り、先日も少し記事にかいた加計学園関係と、外国人優遇関係が結構あります。これらについて、不正がないのかどうか。

特区の決定過程においても、通常、期間が1か月はあることが適当と思われる公募が1週間だったり、とかなり急いでいる政策の速さで行われています。1週間では、よほどでない限り、書類が用意できないため、あらかじめ同時並行で動いており、ほぼ決まっているものと思われます。それでも、この厳しい時代、最低でも複数の会社に声をかけるのが当たり前であり、応札が一社のみの森友学園、加計学園の例は異例であり、官僚がやるにはお粗末な見せ方すぎます。つまり官邸手動で強引にやった結果に見えます。
つまり、この場合の公募は、ちゃんと公募している、というパフォーマンスに近いものと考えられます。さまざまな案件の中には、難しすぎて、実質的に1つの事業者しかできないようなものもあります。そうした場合にまで形式的な公募を反対するとまでいいませんが、加計学園のように、みなが作りたい獣医学部の募集を一週間で行うことには疑問が残ります(そもそも獣医学会の反対があることと、獣医学部についての知見が他の法人に比べてあるとは思えないことも疑問です)。官僚の力が強ければ通常こんなお手盛りにはなりませんので、官邸手動でかなりガリガリやっている印象があります。


国家戦略特区について、利権の観点から見直しが必要かもしれません。


それにしても、籠池氏の発言などに対して、ツイッターやブログで政治家や関係者本人からバシバシと反論が出ていて、面白いですね。
発言の自由が保障された世の中であり、よいことではあるかもしれませんね。

まぁ、引き続き動向を見守りましょうかね。



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posted by newser at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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