2017年03月28日

海外で困った時にどうすればよいかをまとめてみる

てるみくらぶが破綻し、実際に今困っている人も多いと思うところ、
今でもこれからも使える、現地でどうすればよいかを、経験も踏まえつつ、まとめて書いておこうと思います。
主に、日本を離れて現地で対応するためのものについて書こうと思います。
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1 航空券は、現地の会社でもとれますが、旅行代理店の店舗が少ない場所も多いです(あいている時間帯も日にちも限られます)。
日本人の大手旅行代理店を通したほうが何かと便利ですので、オススメしておきます。
JTB http://www.jtb.co.jp/myjtb/card/globaldesk/
JTB 電話販売センター http://www.jtb-free.com/
HIS http://www.his-j.com/supportcall/(HISで何か買った人のみ)

航空券は、ダブルブッキングされる可能性もありますので、リコンファーム(搭乗の再度の確認)しましょう。搭乗72時間前まで、とされています。私自身は、ダブルブッキングで押し出された経験はありませんが、押し出されて乗れなくなった話はいまでもききます。

ちなみに、航空券の値段は、片道のPEX(正規割引)運賃と往復の割引運賃ではほぼ同じくらいかかることが多いです。
つまり、片道の航空運賃は、想像よりも結構高いですので注意です。

2 ホテルは、国にもよりますが、二つ星以下だとそこそこリスクがあるかと思います。
星の数は、きれいさ、清潔さ以外に、安全性も含んだ数だと認識したほうがよいと思います。
(5つ星でも古くて見た目もきれいではなくて、本当に良いのか?と思うところもありますが、老舗の信頼、セキュリティ、対応などがよい事もあります。)
パスポートをホテルに預けておけるか、自分で持ち続けておいたほうがよいか、は判断ですが、ホテルに預けるのもあんまりグレードが低いホテルやドミトリーの場合はリスクがあるかもしれません(国にもよります)。
全般的に、個人的経験では、普通にホテル、ドミトリーに泊まったときは大丈夫でしたが、民泊はワンランク以上リスクがあがります。
ホテルは、ホテルで直接でも、空港でも、ネットでも、いかようにもとれますし、どこのホテルにも泊まれない、という状況は少ないですが、夜になって、当日のホテルをとれないことはありえますので気をつけましょう(ホテル予約に限らず、夜にできなくなることは結構多いです。)。日本でホテルをとっていっても、ホテルにつくまでに変な人に妨害され、結果、泊まれなかったこともあるので、ホテルにつくまでは安心できないこともあります。

最悪の最悪、空港はだいたい24時間開いていますので、そこでお世話になることもできます(近くにホテルが併設されているところもありますね)し、モスクや寺院で休憩させてもらうことができるところもあります。そのへんの公園野宿とかでもいいのかもしれませんが、やはりリスクがだいぶあると思うので薦められません。

3 パスポートは必ずしも肌身離さず、が最上とはいえません。肌身離さなかったから助かる場合もあれば、逆の場合もあります。大変難しいです。もしなくしたとすれば、現地での再発行はほとんどの国で可能です。
作業としては、現地警察に報告、現地大使館または領事館に報告、新規発行となります。
(すぐに日本に帰る場合、渡航申請を出し、日本に帰ってから再発行することも多いです。)
その際、パスポート用の写真が必要ですが、かなり要件がこまかくて撮り直しになることが結構あるので、
かなりよく確認したほうがよいことと、そもそも撮れる場所がわからないなどの問題があるので、
現地の公館にひとまず一報入れて、そのあたりも含めてどうしたらよいかを聞くことをオススメします。
大使館員であれば、パスポート写真を撮る場所なんて、パスポートをなくした人からしょっちゅう聞かれているはずなので。
(現地の日本大使館リスト)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/index.html

(パスポート写真の要件はこちら)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/ic_photo.html

4 電話とネット
海外の公衆電話は数が少ない、壊れている、つながらないのにクレジットカードで勝手に料金請求されるの三重苦です。
ローミングを使い、今日本で使っている電話がそのまま使える国も多いです。高いですが、これは便利です。
スマホをもっていき、現地でSIMカードを買い、使うのが一番安いです。が、できないこともあります(技術的理由など)。
その他、携帯電話を現地の空港で借りたり、現地の旅行代理店で借りたりもできます。固定電話でよければ、ホテルからかけられるところももちろんあるでしょう。
日本ほどネットがどこでも速く使える、無線LANが使えるところばかりではないですので、光ファイバーの速さはあきらめましょう。逆に、公衆無線LANなどは、東欧などではかなり進んでいます。完全に国によります。また、どこの国でも、高級ホテルなどでは、無料WIFIが結構使えます。

電話とネットがあれば、なんとかなることも多いと思います。

5 現地でのレジャー
現地でレジャーを申し込んでもよいですが、業者のよしあしなどわかりませんので、自己責任になります。
後から追加料金が必要なことはよくあります。
JTBなどでは、航空券とは切り離した現地発現地解散ツアーなどを買うこともできます。
ホテルが取りまとめてくれているホテル発のツアーなども若干割高ですが便利ですし、何かあればホテルにいえます。

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6 交通手段
タクシーは、ホテルや空港発のものが比較的安全(悪質業者はホテルや空港にいけないことも多いため)ですが、そうでないものもあります。大体のレートを確認しておけば、違法に料金があがりやすい運賃メーター等には対応できます。変なところに連れて行こうとする運転手もいるので、いやなら頑張ってさわぎたてて降りましょう。怒るときには、エセでいいので関西弁(ぽく)が有効です。外国人には怖く聞こえるようです。
人数が少なく、行き先のハンドリングがきかないので、安全度が必ず高いとは思いません。特に、流しのタkシーはおすすめしません(危険度は国による)。
逆に、バスや電車は、変な人に絡まれることもありえますが、比較的安全なことが多いと思います(これも国によります、インドのバスは危険という話も)。
ただし、予定通りに運行されないことも多いです。日本の電車は夜中メンテナンスしますが、壊れた時点でメンテナンスする国もあります(その時間は客待機)。よって、ギリギリの旅程を個人で組むのは大変難しいです。
いざとなれば、ヒッチハイクが使える場合もあります(有料の場合もあります)。というか、車がなければそうするしかない場所もあります。
レンタカーは、車線など交通法規が違うこともあり、短期であれば辞めたほうがよいと思います。
終電はきわめて早いところもあります。ロンドンとパリをつなぐユーロスターの終電が15時台だったのはびっくりしました(今はわかりませんが)。そのかわり、朝は早くからやっていることが多いです。


7 病気になったりお金がなくなったり
海外で病気になった場合のときに保険に入る人はいると思いますが、実際に病院に行く人はあまりいないと思います。病気で救急車をよんでもすぐ来るとは限りません(火事になっても消防車がこない国も多いです。)。日本語がしゃべれる人もいないです。緊急を要しなければ、応急手当だけして、一時帰国するのも手です。基本的に、海外では日本の保険はきかないので、どこでも高いと思ったほうがよいです。急にたくさんのお金が必要になります。

病気に限らず、急にお金が必要になることはありえます。とりあえずクレジットカード、そのキャッシングを使うのも手ですが、海外送金も使えます。ただ、送金が数日かかり、遅いことが多いです。借りられる人がいれば、借りることも一手です。
クレジットカードが生命線の国もあるので、スキミングされないように気をつけましょう(裏のほうにもっていって情報をぬかれて不正使用される)。不正されても、損害額はかえってくることは多いですが、それよりも、しばらくクレジットカードが使えなくなることのほうがずっと痛いです。よって、信用できそうにないお店では、なるべく現金(おつりは偽物かもしれないので、できるだけちょうど出す)がよいです。
当たり前ですが、出発前ならクレジットカードは複数のブランドもって行ったほうがよいです。

場所によっては、送金とかなんとか言っていられない場所もあります。その代わりに現地の人が、日本製品をほしがることもあるので、場合により、売る、または物々交換できることもあります。私がやったのはかなりの途上国ですけど。。。
一芸ができる人なら、現地貨幣を集められますね。何かパフォーマンスできるかたはうらやましいです。
なお、あたりまえすぎてすみませんが、現金などはあらかじめ窃盗対策などのために二つ以上の場所にわけておくことをオススメします。、

8 大変厳しい状況のとき
拘束されたり、連れて行かれたりしたときには、まず、日本人であることが分かったほうがよい場合と、わからないほうがよい場合があります。近年のテロでは、日本人がターゲットに含まれていると思われることもありますし、今後もそうでしょう。その状況判断は大変難しいです。危害を加えない無害な人間であることをアピールし続けるか、隙を見て逃げるか、場合にもよりますし、一概には言えません。言葉が堪能でありさえすればよいとも限りません。相手が公権力などの警察官であっても、偽者の場合もありますし、わいろをわたせば助かる場合もあります。警察が信用できるというのも日本でだけ通用します(日本もあやしいという話もありますが、たいていの場合、比較になりません)。お金を払えば助かりそうならば払ってしまいましょう。ただ、身代金のために誘拐を繰り返す国もあります。お金を出すことが吉と出るか凶と出るかの判断が非常に難しいと思います。なお、窃盗されて追いかけたところ、撃たれて命を落とした例もありますので抵抗するのもよいかどうか。場所により、犯罪の種類、巻き込まれやすいことの例が違うので、できるだけ外務省の現地情報は調べておいたほうがよいです。http://www.anzen.mofa.go.jp/readme/readme.html

相手が公権力の場合は、日本の外務省(Ministry of Foreign Affairs of Japan)の人(現地の在外公館の職員)か、日本の通訳者(Japanese interpreter)を要求する手もあります。が、日本の通訳者が適当なことをいい、不利になることもあるようなので、可能ならば現地の在外公館の職員をよぶほうがベターだと思います。下手に英語で変なことをいうと問題になりますので、英語がよほど流暢でない場合は、考えたほうがよいかもしれません。

ざっとわかる範囲で書いてみましたが、先進国からそこそこの途上国まで(すごく危険な国はこれでは全然無理)向けですので、だいぶ対応範囲が幅広くなっています。思いついたら書き足します。

ご一読いただければ、何かのときにどなたかの役に立つかもしれません。それはそれでブログを書いた意味があります。でも、トラブルに巻き込まれず、楽しく過ごせることが一番で、トラブルを避けるためにどうすればよいかを考えて旅程を組むだけでも、未然に防げるトラブルがあると思いますし、どちらかというとそちらを望んでいます。


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posted by newser at 03:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月26日

てるみくらぶでの旅行はトラブル等前提であり、残念ながら同情の余地がない

てるみくらぶに関して、被害を受けた方にはちょっと厳しめの意見を書こうかなと思います。


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はっきり言いますが、テロ尽くしで危険度が増している近年にも関わらず、海外に行くのに、隣の県にいくのと同じ感覚で行く人が結構いるような気がします。
海外は隣の県と一緒ではないです。かくいう私も海外で危ない目にあったことがあるので、自戒をこめてなわけですが。

女の子が一人か二人だけでインドやアフリカに個人旅行で行き、英語もほとんどしゃべれなくてチケットが買えないとか(謙遜じゃなく)、夜ふらふら外に出ていくとか、何をされてもかまわないのか?と疑うレベルの人がたまにいます。famous Japanese KAMONEGIです。
さすがにもうちょっと準備というか、最低限の防御や覚悟をしてから海外にいかないと、と思うわけです。

てるみくらぶは、昔から、格安ならぬ激安で超有名で、私も知っています。格安旅行をしていた時代には、比較旅行サイトを使って検索していましたが、だいたい一番安い金額で出てきます。しかも、他を寄せ付けぬ異常な安さです。
私は、あまりの安さから、使用を検討したことはありますが、使った覚えがありません。なぜならば、安くても圧倒的に評判が悪く、いろいろと問題があり、使うことが難しいからです。格安旅行を繰り返していた私からみても、安くてもこれはいくらなんでもちょっと使えない、というレベルの商品を提供していたわけです。
いったいどういう問題があるのでしょうか。

帰りのバスなどで複数のみやげ物屋により、強引にみやげ物を薦められます。みやげ物屋から旅行会社に紹介料が渡されており、それが旅行会社に入ります。そのキックバックを前提に旅行代金を安くしているわけです(みやげ物は高め)。昔は日本でもよくあったようですが、今はほとんどこの手法は日本人相手にはとられていませんし、この手法をとっていても、てるみくらぶほどキックバックがひどいものはまずありません。

最近では、それと同じ手法を、韓国の旅行会社がまねて、中国人客を陥れていることから、中国人の韓国の旅行人気にかげりが出ているところです。
中国人の旅行会社が中国人を日本に案内する時にも同じ手法が使われることがあります。

こうしたことが問題視されていることは、ある程度、新聞やネットを見ていればわかるはずです。また、そもそも安すぎてちょっと怪しいかな、と思い、「てるみくらぶ」と検索すれば、それ以外にも催行に関し、航空券がなかなか手配されなかったり、集合場所に誰もいなかったりと、悪評はいっぱいのっています(今こういう事態が起こる前からいっぱい載っています)。こうした準備なしに、格安ならぬ激安を使い、トラブルがまったくないと思ってしまうところに疑問を感じます。

てるみくらぶのチケットは、飛行機のキャンセルもききませんし、仕事で使えるようなものでは当然なく、休暇に使うにしてもみやげ物店立ち寄りばかりで現地での時間が何時間も大きく裂かれる異常な日程です。お金がない学生などが使い、腹立つ〜と思うのは理解できますが、記念の旅行とか家族旅行で使おうとしていたとするならば、申し訳ないですが、非常識だと思います。何か危ないかも、と思うのが普通です。JTBや近畿ツーリストのチケットが不履行になり、損をした、とかとは根本的に全然違い、そもそもがギャンブルみたいなツアーです。てるみくらぶを選んだ時点で軽率であり、トラブル前提です。残念ながら同情の余地はほぼありません。

平和ボケした海外から見て非常識な感覚のまま、浮かれて海外に行ってしまうと事件や事故に遭いやすいわけです。結果、現地警察とか外務省のお世話になるわけです。

仕事プライベート含めて、海外には数十か国行っていますが、だまされたり、不愉快なことに巻き込まれたり、危険な目にあったり、何度もあります。できるだけ自ら危険なポイントに行くことは避けていますが、それでも危険にはしっかりあいます。浮かれていれば危険に遭う可能性はあがります。

今回、てるみくらぶで損をされた人は、腹が立つのはわかりますが、行く前に損をして、そもそも海外に行くということに対する自覚が足りないことに気づいて良かったと思います。
調べた限りでは、たぶんお金はほぼ返ってきません(JATA(旅行業協会)の弁済業務保証金は全然足りないとみられます)が、反省する機会ができました。話のネタにもなりました。命も無事です。てるみくらぶのへんてこりんで不快な危ない旅にも行かなくてすみました。

海外ではお金を安全で買います。平和ボケしているとカモられます。下手すると殺されたり、重傷を負ったり、レイプされます。普通に結構ニュースでやってますよね。ニュースにならないものもたくさんあります。家族がはっきりわからない行方不明の場合とか、被害者が犯罪を受けても黙っている場合は、ニュースにすら、なかなかならないものです。つまり、実際の被害はニュース報道よりもずっと多いと考えられます。

海外には、日本より安全な国、とされている国もありますが、その国の人間ならば安全というだけであり、日本人が行っても、日本よりも安全とはまったく限りません。土地勘や語学が完璧で、見た目もその国の人に見えるなら別かもしれませんが、一般に、日本人は見た目などで、外国に行けば外国人とわかってしまうため、どうしても標的になりやすいです。しかも、こぎれいな服とかで行くので余計危険なわけです。

外務省HPによると、
日本人の一年間の海外出国者数は1690万人、うち、犯罪被害約5000人、死亡500人(うち傷病が400人) だそうです。まぁ、これは、届け出られたものだけです。特に窃盗などは届け出ているとは限りませんので、軽犯罪はおそらくもっとずーっと多く、何十万件、下手すると何百万件だと思います。
被害の大小はありますが、何回かに一回は何か被害に遭う可能性があります。

被害をどうしても避けられない場合ももちろんありますが、避けられるものは避けたほうがいいと思います。
そのためのお金を惜しむかどうかは個人の自由ですが、安全費用として、なるべく最低限のお金くらいは出したほうがいいと思います。


外務省の役割として、邦人保護をすること、が含まれていますが、軽い気持ちで海外に行く人が増えていること、渡航が低年齢化していること、危険な地域に行くこと等に対して常に警鐘を鳴らしています。

邦人保護全般対象ではないですが、外務省が、このたびゴルゴ13を使って、中小企業向けの邦人保護マニュアルを作っており、ちょっと話題になっています(しかも全13回もあるw)。
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中小企業向けなんで、ちょっと主旨は違いますが、これでも読んで、ちょっとくらい安全に対する意識を高めて、なるべく安全に海外に行っていただければと思います。特に海外では、楽しさや仕事やお金よりも安全を優先しなければならない時がありますよ、結構。

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posted by newser at 03:07| Comment(6) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

森友学園問題 籠池氏答弁の矛盾、真相予測、更なる今後の課題

基本的に、アホらしいので森友学園問題はもう触れないようにしようと思っていたのですが、
籠池氏の発言など、あまりにもつっこみどころが多いです。そのうち、いくつか矛盾を追加し、真相を予測、今後の課題を追加しておきます。
(できればこちらこちらの記事をお先にどうぞ)
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1 籠池氏と首相夫人が二人きりで→ちょっと待て!

首相夫人には、5人の官僚がついています。うち、実質常についているのはおそらく2人の秘書官相当の付(99%キャリア官僚でしょう)、省庁その他との調整、スケジュール調整などが3人でしょう。
この体制は普通の省の副大臣以上くらいの重厚な体制です。そして、公務の間は、常に誰かしらがついているわけです。とはいっても、付の人も、トイレとかもいきたくなるので、何があっても常に見張っていられるように、二人もついているわけです。その付を、わざわざ人払いして、と言っていますが、良識者としては、人払いをすること自体ありえないです。付も、よほどのことが無い限り、それは困るといって断ります。何かないように、常についているのが仕事であり、とても大きな責任問題になりますから。
仮に、首相夫人が殺されたらどうなりますか。関係者として、名前が挙がっている谷査恵子(たに さえこ)氏ですが、1998年入省で経産省のキャリアとすると、おそらく課長級、しかもかなり有能でないと、そのポストにはいけません。そういう人がホイホイと人払いされるでしょうか。たとえ、首相夫人から言われてもそんなに簡単に人払いされませんよw

可能性としては、二つ、昭恵夫人がよほどおかしなこと=人払いをしたか(しかも、今回だけでなく、こういうことがよくあり、付が複数人いても常にハンドリングできていなかった可能性がありえます)、籠池氏が嘘をついているかのどちらかと思います。

まぁ、仮に100万円を渡すことについて、こっそりとしておきたいのであれば、付=今回であれば公務員がついていない、プライベートのときに行うでしょう。ただ、今回の場合、仮に100万円を渡しても、法律的には問題ない、とすると、こっそりをする意味もわからず。

また、安部首相から、と安部首相夫人が言った、といっていますが、これが安部首相夫人または籠池氏の嘘である可能性もかなりあります。
だいたい、安部首相からです、安部首相夫人がいったからといって、郵便局の口座に安部晋三、と書くこと自体普通じゃないと思いませんか?振り込んでいるのは振り込んでいる人ですからね。そんなの、必要があれば、内部の会計のところに記帳しておけばよい話で。それを他の人に意図的に見せるために作ったと考える方が自然な気がします。


2 谷査恵子氏が籠池氏に送ったFAXについて、公開されていましたが、前提として、
それ以外にも、首相夫人のところには、おそらくいつも多数の問い合わせが来ています。その中には陳情や、よくわからんやつの問い合わせも多くあります。それらについて、無視すると、変な噂が広がるため、よくわからない人にも、ある程度きちんとした形で回答しなければなりません。それらについて、安部首相夫人がいちいち自分でメールをうつなんてことはまったくありえなくて、付などがてわけしてうつことになるでしょう。しかも、個別案件について、お断りします、とか知りません、とか書くと角が立つので、今回は協力できません、とか、首相夫人には報告しております、とか、引き続き見守っておきます(なにか変なことがあっても怖いので)、となります。
こうしたことを考えると、公開されているFAXを見る限り、谷氏の対応はきわめて常識的なものと思われます。


3 真相としては、こんなところかなと思います。

籠池氏は、政治家に複数働きかけを行った→働きかけはあったものの、政治家は動かなかったが問い合わせはした。→官僚たちは、政治家の問い合わせが多数ある案件であり、首相夫人が理事長、国家戦略特区としてそれだけで特別な案件、すなわち、やばそうな案件だと認識。同時に首相直轄の国家戦略特区になったため、財務局なども積極的に動向を注視(教育関連は森友学園と加計学園だけみたいですね)。→
なるべくなら通したほうがよいのでは?と判断し、忖度(たぶん官僚(財務省、財務局、大阪府)の中にもキーマンが1人〜複数いる。キーマンが違法かどうかは要検証)。→どんどん物事が進む→籠池氏は、ものごとがどんどん進むので、政治家誰かしらの働きかけがあったのではないか?と理解

プラスして、籠池氏は、政治家(与野党、国、地方問わず)や官僚、委員などに働きかけをした。その際、金を受け取った人がいるかもしれない(いないかもしれない)。

まぁ、口利きという言葉の定義もあいまいなもので、
籠池氏・・・政治家に話をした→政治家の秘書が役所にといあわせ→口利き成立
普通の政治家・・・政治家に話をした→政治家の秘書が役所に問いあわせ(印象を悪くしないために仕方なく)→口利きはしていない、ということかと思います。

一般的には、普通の政治家の認識であっていると思いますが、官僚側として問い合わせがあるものとないものを、まったく同じに扱うとも思えず、問い合わせがあるものを慎重に扱うでしょう。その案件をダメにする際にも、相当の理由が必要となりますし、官僚的には、政治家が気にしている案件をダメにするという観点から、政治家を敵に回すリスクを伴います。
明確に口利きをしていなくても、なんとなく忖度をするのは、これらの事情もあります。
これらについては、政治家が官僚に問い合わせをすることは、取引先に電話するようなものであり、ここまで禁止するのは無理であり、制限するのも難しく、今後もおこりうる問題かと思います。
籠池氏は奈良県庁出身であり、このあたりの事情がある程度わかっているものと思います。
たた、今回の案件については、単なる政治家の問い合わせというよりも、国家戦略特区であることのほうが関係ありそうな気がします。詳しくは後述します。

4 証人喚問を踏まえて、今後の問題点を追記すると、
@前にかいたことの追記になりますが、土地売買にあたり、値引きする場合、値引きの用件(今回の場合ごみを取り除くこと)が確実に履行されたことに関するチェック体制について、抜けがあるのではないか。(抜けがあるならば、そもそも財務局が自分でごみを処理して売りに出さなきゃだめでしょう)

A稲田君の夫が、籠池氏と財務局の協議に立ち会った、とされていますが、これは大臣の夫として、軽率だと思います。特に、何も経緯を知らない案件に、出席することが問題で、関係ないならば出席すべきでないものです。みんな、稲田防衛大臣の夫だということがわかっているとすると、それこそ大臣の夫の威をかって、籠池氏が財務局に圧力をかけているわけです。配偶者の威を借りる構造が、安部首相夫人のときと同じです。配偶者の威が狙われているわけです。

一般に、配偶者は別人であり、関係ないといいますが、政治家の所得の算定などにおいても所得の逃避先としてよく使われるなど、実態としては関係ないとは言い切れません。夫や妻が政治家だ、大臣だ、となればまったく普通の人ではとおらないわけです。
普通の人の感覚を売りにするのは別に構わないと思うのですが、ぜんぜん普通の人ではないので、配偶者の方にはそのあたりの最低限の認識は持ってほしいと思います。(アッキーはこのへんいまだにわかっていないようです。。。)まあ、このあたりがクローズアップできるほど長期政権が築けていることは、政策の良し悪しを別として、対外的などには望ましいことではあります。長らく短命政権が続いてきた日本の新たな課題かと思います。

まずは政治家の配偶者の資産、給与など毎年公開なんてどうですかね。まぁ政治家大反対でしょうけれども笑

B今回、森友学園問題は、国家戦略特区という枠組みの中で起こっています。これは、安部首相の三本の矢の最後の矢として大々的に行われています。これら特区をじっとみてみると、この政策の特徴は次のとおりです。

a 今までの構造改革特区と違い、ボトムアップでなく、トップダウンで決まっている
b 特区という性質上、ほかの地域よりも得な条件で事業をおこなえたり、規制が緩和されたりしている(他の競争事業者よりも有利である)。

これらが悪いとは思いませんが、政治家の利権が直結しやすい構造となっています。
ざっと確認した限り、先日も少し記事にかいた加計学園関係と、外国人優遇関係が結構あります。これらについて、不正がないのかどうか。

特区の決定過程においても、通常、期間が1か月はあることが適当と思われる公募が1週間だったり、とかなり急いでいる政策の速さで行われています。1週間では、よほどでない限り、書類が用意できないため、あらかじめ同時並行で動いており、ほぼ決まっているものと思われます。それでも、この厳しい時代、最低でも複数の会社に声をかけるのが当たり前であり、応札が一社のみの森友学園、加計学園の例は異例であり、官僚がやるにはお粗末な見せ方すぎます。つまり官邸手動で強引にやった結果に見えます。
つまり、この場合の公募は、ちゃんと公募している、というパフォーマンスに近いものと考えられます。さまざまな案件の中には、難しすぎて、実質的に1つの事業者しかできないようなものもあります。そうした場合にまで形式的な公募を反対するとまでいいませんが、加計学園のように、みなが作りたい獣医学部の募集を一週間で行うことには疑問が残ります(そもそも獣医学会の反対があることと、獣医学部についての知見が他の法人に比べてあるとは思えないことも疑問です)。官僚の力が強ければ通常こんなお手盛りにはなりませんので、官邸手動でかなりガリガリやっている印象があります。


国家戦略特区について、利権の観点から見直しが必要かもしれません。


それにしても、籠池氏の発言などに対して、ツイッターやブログで政治家や関係者本人からバシバシと反論が出ていて、面白いですね。
発言の自由が保障された世の中であり、よいことではあるかもしれませんね。

まぁ、引き続き動向を見守りましょうかね。



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posted by newser at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月24日

大地に立ち続けているガンダムから今後のキャラクターコンテンツ戦略をみる(後編)

さて、今後、日本のキャラクター業界は、ガンダムのような強力なコンテンツをまた育てていけるのでしょうか?長期的に売れる要素、ユーザー層の広がりなどについて主に考察します。

@ユーザー層の考察(国内)

バンダイナムコは最近、キャラクター別に戦略や展開を考えていて、売り上げを伸ばしています。
妖怪ウォッチは売り上げが下がっているのが心配です。ガンダムの例をみると、今の子供が大人になっても買い続けるか、新しく子供のファンを増やし続けられるかがポイントだと思います。ガンダムは、形を変えて毎年放映し続けています(止まっていた時期もありますが)。ドラえもんやアンパンマンなんかはほとんど形を変えずに新しい話がでてきています。
こう考えると、妖怪ウォッチは、ドラえもんやアンパンマンに近いようにもみえます。
しかしながら、妖怪メダルによって、どんどん新しい妖怪が出ており、主人公キャラのジバニャン以外にも、人気が出ている妖怪も存在します。妖怪メダルは一回ゲームに使うと使えなくなるQRコードをもつなど、メダルがたくさん必要となるコレクター性もあるため、商業ベースにのりやすく、子供の飽きも来にくいため、子供のコンテンツとしては残り続ける気がします。ただし、大人になって、妖怪ウォッチのキャラグッズを数千円で買うかといわれると疑問が残ります。今のままでは、ユーザー層として、子供以外が対象になりにくそうなコンテンツだと思います。妖怪という概念が海外に受け入れられるかどうかも不透明です。ユーザー層が広がるかどうかについて疑問が残ります。

強力なコンテンツとしての成功例としては、ポケモンがあります。これはガンダムと同じように根付いています。しかも世界中にです。 
その市場規模は20年累積ですが、4兆円超とのことです。年間平均でも2000億以上もあります。ポケモンは、次々に新しいポケモンが出てきますし、大人にもポケモンGOなどを中心に根付いています。それだけでなく、最近、ポケモンGOを、高齢者や身体障害者の方まで結構やっているのをしばしば見かけます。しかもかなり詳しかったり(汗) こういうのをみると、子供の減少で先細りと思われている日本の中においてすら、しっかり新しいマーケットをきり開きつつあるのではないかと思います。ちなみに、ポケモンGO人気につられるように、ポケモンの最新作であるサン&ムーンは、シリーズ最高売上本数を記録しています(世界で1500万本近く、主に海外が牽引)。

ポケモンは海外展開に際しても、アニメは現地にあわせて話を変えるなど、戦略をしっかりねっています。ポケモンはかわいくもありますが、かっこよいものもあり、ピカチュウが人気ですが、必ずしもそれだけでもなく、かなり複数のキャラクターに人気が分散していることもユーザー層の広がりにつながり、商業的成功につながっているポイントの1つだと思います。


Aユーザ層の考察(海外)
ポケモンに限らず、海外に対する戦略の有無は、キャラクタービジネスが大きくなるかどうかの大きなポイントだと思います。

マジンガーZがスペインで80%の視聴率をとり、よく放送されていたものの、コンテンツを売切りで売ってしまったため、日本にはぜんぜんお金が落ちないとか、中国や韓国などコピー商品が非常に多く存在する国が結構あり、オリジナルのコンテンツがあまり売れないとか、海外展開の失敗に関して全く笑えない話は数多く、なかなか日本のコンテンツ産業自体が利益を発生させる形で海外展開していきません。

企業も行政も、そもそも何をすればよいかすらわかっていない、海外まで売りこむターゲットに入っていないことがまだまだ多いと思われ、成功例が相当少ないと思われます。無料で投げ売りしていた昔よりはましになってきていますが、残念ながら状況は今も大きくは変わりません。まだまだ、力の入れ方も意識も販売チャネルの構築もできていない、少ないようにみえます。

ここで、海外展開をよく行っているディズニーを例としてみてみましょう。

ベイマックスは、ヒットする要素を意図的に盛り込み、ヒットを狙ったとし、実際にスマッシュヒットをしています(2015年までの世界収入が800億円を突破)。白くふわふわとして、かわいい通常のスタイルとアーマーを装備したかっこよいスタイルをあわせもち、感動、アクション要素など、売れる要素をたくさん取り入れ、誰もがどれかにひっかかりやすくするとともに、各国ごとに受けやすい要素を踏まえて宣伝ポスターを変えるという形でローカライズをしています。ちなみに、日本版は映画のラストまで改変してリリースしています。

アナと雪の女王は、製作サイドも女性、見せ場も女性のキャラ中心(しかしアナとエルサのタイプは別でどちらかに感情移入しやすくする)で統一し、いい意味で視聴者を裏切る意外な展開でありつつ、みているときの心地よさはキープし、女性を中心に大きな支持を得て、大ヒット作となっています。これはディズニーとしてもかなり異例の体制で、挑戦作であるようです。
それだけでなく、主題歌をかなり多言語で作ることで、親しみを生む努力、ローカライズをしています。

また、ディズニーは、映画やディズニーランドというチャネルをもっており、必ず多くの国でこの公開を伴うことができるため、これらとコラボして、商業ベースに乗せやすいことも成功している理由だと思います。

こうしてみていくと、はじめから海外も含めてターゲットとなる層を広く持っており、映画館という展開するチャネルが確実にあり、売るパターンができており、また、毎回こまかくローカライズもしているところに強みがあると思います。

ディズニー枠としての、アナと雪の女王の続編は、ベイマックスであるといえます。
毎年新しい作品が生まれ、公開されます。アナと雪の女王とベイマックスはぜんぜん違う話ですが、ディズニーという一括りで同じグループになっており、それなりの安心感やクオリティをみこんで、客が入るため、世界全体でそれなりの興行収入が見込めます。

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現時点では、ポケモンでせっかくチャネルができているところ、できれば他の会社もご一緒させてもらい、日本のコンテンツを一括で売り込んでいくようなチャネル作りが必要ではないでしょうか。
日本のコンテンツだから、どれもハイクオリティであり、映画をみにいく、でもかまいません。
日本のハードな描写のアニメだけ集めたり、展開の仕方もいろいろあると思います。
ポケモンと完全に一緒の場所でなくても、近くにお店があるだけでも相乗効果があるかもしれません。

ポケモン以外では、日本では、ジブリの作品は毎回海外の映画祭に出品されるなど、そういう流れが作れつつあると思います。ある一定のクオリティが担保されていて、落ち着いてみれますし。ジブリはすでにディズニーに近いかもしれませんね。


Bそもそもの日本のキャラクターコンテンツの魅力

ヨーロッパに行くと、日本のUFOキャッチャーの商品が数千円程度で売っていたりします。もちろん日本よりは高く、個人輸入と思われます。ヨーロッパといっても、私が知っているのは首都ですらなく、数番目のレベルの都市であり、しかも、かなりの数目撃しています。それもだいぶ前の話です。

これらは、日本の企業からのチャネルがない中でも、アニメイト(アニメ商品を売るお店の1つ)とかない中でも、日本のコンテンツを売りたい、売れると思う人がいて、ビジネスを行っているわけです。それだけ日本のコンテンツには海外の人から見ても魅力があります。

しかも、日本はふなっしーやゆるキャラなど多くのキャラがひっきりなしにどんどん出てきます。このサイクルの速さは他の国にはなく、延々とケーブルTVなどで流れているミッキーマウスやプーさんなどが強いわけです。飽きもせず。いや、飽きている人も実際にはいますが、アニメとしては、代替するものが日本ほどは多くないわけです。

これらに対して、日本のキャラクターが毎年のように作品を発表し、支持を得つづける日はいつくるのでしょうか。ジブリなどはすでにそうなっている気もしますが、まだまだ日本のアニメの一部であり、まだまださらなる飛躍ができる分野だと思います。

加えていえば、こうした産業に携わる一部の人々の給料の異常な低さが問題になっています(漫画やアニメの絵を下請けして書くアシスタントさんとか)。このあたりの労働事情も今のままでは問題になり、競争力を阻害すると思います。適宜解決しつつ、長期的に、さらに日本のキャラクターコンテンツ業界が発展していくことを望んでいます。

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posted by newser at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月23日

大地に立ち続けているガンダムから今後のキャラクターコンテンツ戦略をみる(前編)

日本人男性でガンダムを知らない人がどれだけいるでしょうか。
いや、日本人女性や外国人も含めてかなりの人がガンダムを知っていると思います。

たまたまガンダムの神写真が撮れたので、今回は最近のガンダムの話をした上で、今後の日本のキャラクターコンテンツ戦略の話をしようと思います。
IMG_20170314_114424-1560x2080.jpg
(あまりにもラストシューティングすぎる写真ですが、当然、意図的にやっているのでしょうw ガンダム展示終了による解体の際の映像ですが、ここで工事をいったん止めており、ファンを楽しませてくれます。)
(ラストシューティングはこちら)
ガンダム市場が成長し続けている、と聞いて、反応は、えっ?何それ、昔あったよね、という人と、当たり前のことを何をいまさら、という人に、あからさまに二極化するような気がします。
つまり、買わない人はぜんぜん知らないけれども、買う人は結構買っている、と思います。


まずは、ここ最近の売り上げをみてみましょう。
バンダイナムコホールディングス キャラクター別売上高 ガンダム

2011年度447億円、2012年度652億円、2013年度802億円、2014年度767億円、2015年度786億円

2011年頃から近年特に伸びて高止まりしていますね。集計方法は変わったりしていますが、2010年度より前は、550億円程度が最高です。

他キャラクターとの比較(いずれもバンダイナムコ)
2015年度 ドラゴンボール 349億円、妖怪ウオッチ329億円(2014年度は552億円)、スーパー戦隊232億円、アンパンマン81億円などとなっています。

バンダイナムコ内で、最近10年なかったという爆発的な人気が出た妖怪ウォッチを、ガンダムが安定して上回っています。 

この強さはどこからくるのでしょうか。

これらの売上を投資家用資料からセグメント別でみると、妖怪ウォッチの売上がほぼすべてがトイ・ホビー(いわゆるおもちゃ)であるのに対し、ガンダムはトイ・ホビーが3分の1程度しかないことが大きな特徴で、残りは、パチンコやスマホゲーム、コレクター用の限定商品など、主に大人向けのラインアップで稼いでいるようです。

そういえば、昔に比べてガンダムのプラモデルも単価がだいぶ上がっていて、いまや何千円、何万円もするものも少なくありません。
それらが限られた場所(ネットや実店舗)でしか売られない限定商品を主として、いまだに月1以上のペースで新商品がでているわけで、それを、コレクターがだいたい残さず定価で買っていくわけです(限定だから値引きで買えないという。即完売のものもしばしばあります)。昔はプラモデル一個数百円から売っていましたが。。。この分野の有識者によれば、最近のものは緻密さなどグレードが上がっているものが多く、そのため高いとのことです。まぁ、多少の物価上昇をかんがみても、明らかに利益は上がっていますよねw

最近儲かるといわれるスマホゲームやパチンコでも、ガンダムだけで何種類も出ていて、淘汰が激しいこれら業界の中でも、凝った演出などで、わりとロングランで頑張っているようです。個人的感触では、スマホゲームもパチンコも、ゲーム自体、パチンコ自体のゲーム性は比較的似ているものが多く、その中で、キャラクターコンテンツ勝負になっているものが多い感じがします(もちろん、ゲームやパチンコのゲーム性自体を楽しめるものもありますが)。

ガンダムフロント、巨大ガンダム像(上記写真参照)などといった目立つ露出の影響もあると思います。イトーヨーカドーのおもちゃ売り場にもさりげにガンダムの像がおいてあったりと、結構細かいアピールもしています。ガンダム世代が大人になり、子供に買っているというのもあるのかもしれません。少なくとも影響はしている気がします(家に飾ってあったりとかw)。

このように、ガンダムは、今TVでやっている最新作がどうであれ(最新作の鉄血のオルフェンズは、展開がかなり斬新で、バシバシ味方も死んでいく設定がネット上でガノタ(ガンダムオタク)たちに話題ですが、それはそれでチャレンジしてるな、と個人的には思います)、動じないレベルのコアユーザーたちでしっかりと支えられ、昭和の時代にはじめて大地にたったときよりも、かなりしっかりと大地に立ち続けているわけです(まぁ、ファーストガンダムは、途中打ち切りだったり、版権が変わったりスタートは散々だったわけですが)。

一点、海外展開については、近年横ばいになっていることだけが気がかりです。


さて、近年のガンダムのすごさはわかったところですが、ここで本題です。
今後、日本のキャラクター業界は、ガンダムのような強力なコンテンツを今後も育てていけるのでしょうか?キャラクターコンテンツを展開していくには、どういった戦略が必要なのでしょうか。長期的に売れる要素、ユーザー層の広さなどについて主に考察しつつ、今後の方向性を模索します。

長くなったので後編に続きます。

(蛇足)いわゆるスーパー戦隊ものの、最新作キューレンジャーでは5人戦隊が9人になったり、ラブライブではアニメを飛び出して現実でのライブパフォーマンスに軸をおいたり、仮面ライダーは医者が主人公でアメコミ風(主題歌は本格派の三浦大知)など、ガンダム以外にも、バンダイナムコは良くも悪くも最近かなり挑戦的になっており、大変興味深く思っています。よかったら、久しぶりにおもちゃでもチェックしてみたら面白いかもしれません(^^)
HG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver. GFT REVIVE EDITION ガンダムフロント東京限定

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